3また、別べつの御み使つかいが来きて、金きんの香こう炉ろを持もって祭さい壇だんのそばに立たった。すると、たくさんの香こうが彼かれに与あたえられた。すべての聖せい徒とたちの祈いのりに添そえて、御み座ざの前まえにある金きんの祭さい壇だんの上うえで献ささげるためであった。

6また、七つのラッパを持もった七人にんの御み使つかいたちは、ラッパを吹ふく用よう意いをした。

7第だい一の御み使つかいがラッパを吹ふいた。すると、血ちの混まじった雹ひょうと火ひが現あらわれて、地ちに投なげ込こまれた。そして地ちの三分ぶんの一が焼やかれ、木き々ぎの三分ぶんの一も焼やかれ、すべての青あお草くさも焼やかれてしまった。

8第だい二の御み使つかいがラッパを吹ふいた。すると、火ひの燃もえている大おおきな山やまのようなものが、海うみに投なげ込こまれた。そして海うみの三分ぶんの一が血ちになった。

10第だい三の御み使つかいがラッパを吹ふいた。すると、天てんから、たいまつのように燃もえている大おおきな星ほしが落おちて来きて、川かわの三分ぶんの一とその水すい源げんの上うえに落おちた。

12第だい四の御み使つかいがラッパを吹ふいた。すると太たい陽ようの三分ぶんの一と、月つきの三分ぶんの一、また星ほしの三分ぶんの一が打うたれたので、それらの三分ぶんの一は暗くらくなり、昼ひるの三分ぶんの一は光ひかりを失うしない、夜よるも同おなじようになった。

13また私は見みた。そして、一羽わの鷲わしが中ちゅう天てんを飛とびながら、大おお声ごえでこう言いうのを聞きいた。「わざわいだ、わざわいだ、わざわいが来くる。地ち上じょうに住すむ者ものたちに。三人にんの御み使つかいが吹ふこうとしている残のこりのラッパの音おとによって。」