6また私は、もう一人ひとりの御み使つかいが中ちゅう天てんを飛とぶのを見みた。彼かれは地ちに住すむ人ひと々びと、すなわち、あらゆる国くに民たみ、部ぶ族ぞく、言げん語ご、民みん族ぞくに宣のべ伝つたえるために、永えい遠えんの福ふく音いんを携たずさえていた。

8また、その御み使つかいの後あとにもう一人ひとり、第だい二の御み使つかいが来きて言いった。「倒たおれた、倒たおれた、大だいバビロンが。御み怒いかりを招まねく淫いん行こうのぶどう酒しゅを、すべての国くに々ぐにの民たみに飲のませた都みやこが。」

9また、彼かれらの後あとにもう一人ひとり、第だい三の御み使つかいがやって来きて、大おお声ごえで言いった。「もしだれかが獣けものとその像ぞうを拝おがみ、自じ分ぶんの額ひたいか手てに刻こく印いんを受うけるなら、

13また私は、天てんからの声こえがこう言いうのを聞きいた。「書かき記しるせ、『今いまから後のち、主しゅにあって死しぬ死し者しゃは幸さいわいである』と。」御み霊たまも言いわれる。「しかり。その人ひとたちは、その労ろう苦くから解とき放はなたれて安やすらぐことができる。彼かれらの行おこないが、彼かれらとともについて行いくからである。」

14また私は見みた。すると見みよ。白しろい雲くもが起おこり、その雲くもの上うえに人ひとの子このような方かたが座すわっておられた。その頭あたまには金きんの冠かんむり、手てには鋭するどい鎌かまがあった。

17それから、もう一人ひとりの御み使つかいが天てんの神しん殿でんから出でて来きたが、彼かれもまた、鋭するどい鎌かまを持もっていた。